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2026年02月05日
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利き肉
2013年08月24日
先日友人がうちに来てモンゴルの代表的料理である羊の塩茹で肉を振舞ってくれました。
そこにたまたま日本から帰省していた別のモンゴル族の友人がいたのですが、
肉を一口食べ、「こいつぁいいオルドスの羊だぁ!」と言ったのです。
確かに肉を料理したのはオルドス出身の若者で、実家から持ってきた肉だと
言うので見事言い当てたということになるのですが、この二人は完全に初対面。
そもそも料理自体基本沸かしたお湯で肉を茹でて塩で味付けするだけなので、
地域によってそれほど味に違いが出るものではない…と思います、日本人的には。
しかし彼曰く、そもそも肉自体の味に違いがあるんだとか。うむ、さっぱり分からん。
我々の感覚で言うなら、マグロを食べてこれはどこで揚がったものだとか、
解凍だとか生だとか、当てるってことでしょうか。
解凍と生の違いくらいなら食べなれてる人は分かるのかもしれませんね。
羊もニュージー産とモンゴル産、ついでに日本産で全然味が違いますから、
同じ内モンゴルとは言っても地域で味に違いがあっても不思議ではありませんが、
やっぱりその辺の違いを感じ取るには自分はまだまだ修行が足りないようです。
と、思わぬところからモンゴルと羊の関係の深さを実感することになったのでした。
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管理システム
2013年07月24日
気がつけば月末。今学期は期末試験をうまく乗り切ることができましたが、
まだまだ磐石とは言いがたく、そろそろ来学期に向けて準備し始めなければなりません。
とは言え、先学期の惨憺たる成績と比べれば格段に進歩が見え、
きちんと準備をして臨めば合格点くらいは取れるという自信がつきました。
何しろ先学期の成績はクラス内平均点順位で圧倒的最下位。
今学期最初のクラスHRで先生が順位表片手に成績が悪かった生徒に
駄目出しを行ったのですが、自分の成績が下から2番目の子と比べても
平均で(合計ではなく平均で!)20点以上悪かったことから完全に「みそっかす」扱い。
その子に対して先生が「あなたは成績が一番悪かったのだからもっと頑張りなさい」
なんて言ってるんですから、乾いた笑いしか出てきませんでした。
先生がこちらに配慮してそう言ってくれているのは分かるのですが、
やはり本科生として同じ土俵に立っている以上、この扱いは歓迎できるものではありません。
それだけに、今学期は全科目合格点(合格ラインは60点)以上を取り平均80点超え、
これならクラスの中で真ん中くらいには入ったはずで、少し溜飲が下がりました。
ただ、ひとつ懸念としてあるのが公開されたクラス内順位表の平均点、
これが実のところ正しく計算されていないようなんですね。
確かに先学期の自分の成績は悪かったですが、それでも受講した科目のうち
3分の2は合格点を取っています。それなのにブービーより
20点以上も平均点が低いというのはどう考えてもおかしいです。
ということは、やはりシステム的な問題が発生していると考えるのが自然でしょうね。
中国の大学全てに共通するのか、それとも大学ごとに違うのかは分かりませんが、
基本的に本科生は現地学生と同じ授業を受けます。しかし、必修科目のうち
いくつか留学生が受けなくていいものと、逆に留学生専用に用意された科目があります。
例を挙げると現地学生用の「漢語」の授業、日本語的には「国語」ですが、
これを受けなくていい代わりに留学生用の「漢語」の授業を受けなければなりません。
これは現地学生向けの授業では厳しいだろうという配慮でしょう。
あと基本的に思想や民族問題など、いわゆる“国”に関わる科目は免除されます。
1年次では、「マルクス思想主義理論」、「軍事理論」、「民族及び民族政策」、
「中国近代史」などですね。どの科目もなかなか興味を引かれるのですが、
留学生にはこれらに代わって「中国概論」と「内蒙古概論」の授業が科されるので、
残念ながら授業に参加することはできませんでした。
で、ここからが本題です。これらはそれぞれの学生が所属する学院が統轄しています。
自分の場合は蒙古学学院ですね。しかし、留学生用の授業については
留学生の一切を管理している国際教育学院の管轄となります。
そして、前出の平均点はどうも蒙古学学院管轄の科目のみで算出しているようなのです。
そうすると、自分の場合留学生用の授業は90点近く取っているのに反映されず、
受けていない3科目が0点扱いで加えられるという、何だか理不尽なことに。
この問題は大学のネット個人成績管理システムにも表れています。
うちの大学ではこのシステムに学生番号でログインして科目の選択や成績の閲覧などを
行うのですが、自分の成績欄を見ても国際教育学院管轄の科目は載っていません。
軍事理論やマルクス思想は載っており、点数欄には0点(試験不参加)と書いてあるので、
見るたびにドキッとします。当初自分はこういったことが起こるのは
蒙古学学院に所属する本科留学生がほとんどいないため、蒙古学学院が学内手続きについて
きちんと把握しておらず、国際教育学院と行き違いが発生するからだと思っていました。
例えば経済や司法関係の学部には毎年モンゴル国から大量に入学するので、
そういったことは起きないのではないかと思っていたのですが、実際は関係なかったようですね。
実際のところ、間違った点数が表示されていたとしても、
それが上辺だけで内部できちんと処理されていれば問題ありません。
・・・というのは建前で、成績についてはきちんとしてもらいたいというのが本音です。
やはり目に見える形で評価されるというのは学習意欲の向上にも繋がるものですし、
これで来学期のHRでまた最下位扱いされたらたまらないですからね。
だし粉末
2013年07月13日
いよいよ夏も本格化といったところ、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
ここフフホトは例年に比べて雨が多く、特に先月末から今月頭にかけて
毎日のように夜は土砂降り、それでいて昼間は晴れるせいで非常に蒸し暑かったです。
日本人からすれば何をその程度でと鼻で笑われる程度の湿度なんですが、
体がすっかり大陸気候に馴染んでいるのでなかなかきつかったです。
日本の夏を知っている自分がこれですから、クラスメートたちの様子は察して余りありますね。
誰も彼も全く授業に臨む体勢が取れず、普段真面目な子まで机に突っ伏してました。
ただ、こうなった原因は雨が多かったというだけではなく、
フフホトの都市化が進んでいるということも大きいです。
同じく都市化が進んで20年前より遥かに蒸し暑くなった北京と比べればまだマシですが、
昔のカラッとした感じはほとんどなくなりました。
人口も増加の一途ですし、いずれ北京みたいになってしまうんですかねぇ。
さて、7月と言えば日本で言う年度末。そして別れの季節でもあります。
北京大学など名のある大きな大学なら本科生や学院生としての留学生も多いのでしょうが、
残念ながらここ未開の地フフホトに留学に来る日本人はほとんどが短期の言語生です。
元々日本人の絶対数が少ないので、仲良くなるのにさほど時間もかからないのですが、
それだけに毎年やって来る別れが辛いですね。特に今年は皆と仲良くなれたのでそう思います。
そんな辛い別れについて来る副産物として、荷物整理というものがあります。
適当な言葉が思い浮かばないので荷物整理ということにしましたが、
要は国に帰る留学生が持ち帰らないあれこれを他の人に譲り渡すことです。
布団やら自転車やら、あとは湯沸かし器などの電化製品などですか。
大抵はルームメイトに渡ったり、そのまま部屋に放置していくことで次にその部屋に
入った人の持ち物になったりするのですが、食材だけはそういうわけにいきません。
元々ほとんどの学生が寮住まいで自由に料理ができる環境にはないのですが、
それでも塩や醤油など基本的な調味料は買い備えている人が多く、その辺が結構余るんですね。
そんなわけで、料理を趣味としていて外住まいの自分には余った食材が回ってくることが多いです。
こちらとしても料理の材料は何であっても大歓迎なので積極的に引き取っているのですが、
もらった食材の種類と使用状況で各自の食生活が何となく見えるのがなかなか面白いですね。
もらった中に使いかけの五香粉があるのを見て、中国的な味付けに手を出してたんだなーと思ったり、
未開封の酢飯の素を見て、やっぱり中国の米では寿司を作る気にはなれなかったんだなと思ったり。
そんな中、料理をする日本人の人から食材をもらう時必ず含まれるものがあります。
ちょっと考えればすぐ分かるものですが、和食を作ろうと思ったら大抵必要になるもの。
そうです。日本人のソウルフードと言ったらアレしかありません。
↑ アレ
うどんを作るにも煮物を作るにも何を作るにもとりあえずこれがあれば安心な一品。
昆布や椎茸はここでも手に入りますが、だしが取れるような鰹節は売ってませんからね。
この味付け、現地の人にはあまり受けがよくないのですが、我々には慣れ親しんだ味ですし、
定期的に食べたくなるのは仕方がないでしょう。
とは言え、ひとり分の料理を作るのに一度に使うのはせいぜい小さじ1~2杯程度。
となると必然、大量に余らせることになるわけで・・・。
↑ 皆が余らせたものを引き取った結果
(どうしようこれ)
ずっとテスト週間
2013年06月16日
どうも試験日程に偏りがあると感じて仕方がない今日この頃。
今学期の全体の日程としては2月の末から6月の末までが通常授業期間で、
6月の末から7月初めにかけて試験週間、そして試験週間が終わったら夏休みなのですが、
授業期間の中間にあって然るべき中間試験期間が後半に寄っているせいで、
試験期間が5月の終わりからずーっと続いてる感じで心休まる暇がありません。
授業期間がほぼ4ヶ月ということを考えれば、5月1日からの労働節の連休明けごろから
中間試験期間に入るのがちょうどいいと思うのですが、実際の中間試験や課題提出期限は
5月25日あたりから始まり、今月初めまで続きました。
その頃には授業の進度が早い科目はぼちぼち終わりが見えており、
その中からいくつかは今月5日から13日までの間に期末試験が行われました。
そして24日から漢語の試験を皮切りに本格的に期末試験週間に突入するわけですが・・・。
中間の課題が試験ではなくレポート提出だった科目はいいのですが、
試験があった科目など、この前やったばかりなのにまたぁ?というのが正直なところ。
漢語の試験など前回の試験から3週間しか経っていないので、
前回の試験範囲がレッスン15から20だったのが期末では15から22までだと言う。
このバランスの悪さを学院側はどう思っているんでしょうね。
おそらく、どうとも思っていないのでしょうけど。
うーん、本当はもっと違うことを写真を交えて書きたかったのに
写真が入っているUSBメモリーが今手元にないので愚痴っぽいことを書いてしまいました。
ところでUSBメモリーと言えば、つい最近愛用のメモリーを
ズボンのポッケに入れたまま洗濯してしまいまして、
こりゃダメかなーと思いつつダメ元でパソコンに差し込んだらちゃんと反応してくれました。
さすが日本製!世界のソニーだぜ!と思って裏返してみたら、「MADE IN CHINA」のお約束。
その後何度か使ってるうちに反応しなくなり、結局お亡くなりになってしまったのですが、
データを救出できただけでも良かったです。
紅焼と言う名の罠
2013年06月03日
フフホトのような内陸地で暮らしていて何が辛いか。
人によって色々あるでしょうが、ただひとつ挙げるとしたら、
日常的に魚を食べることができないということ以外ないと思います。
それでも最近は大きなスーパーに行けば冷凍ものの秋刀魚や太刀魚、
それにイカやエビなどが手に入るので、昔と比べれば大分マシになりました。
何しろ以前は魚と名のつくものは泥臭い鯉しかなかった上、
祝いの席になると貴重な食べ物だからと頻繁に出されたものでした。
持て成す側からすると内陸ではなかなか手に入らない魚をご馳走しよう!
ということなのでしょうが、日本のおいしい海魚に慣れている身としては
正直あまり嬉しくないと思いつつ、しかし好意からのものだしなぁと思っていました。
今でも友達の結婚式に行くとどこの会場でも鯉一匹丸ごと煮たのが出てくるあたり、
コース料理の定番メニューとして定着しているのでしょう。
しかし、やはり肉の方が口に合うのか、他の料理と比べるとなかなか減らないですね。
最近は自分も味覚が大人になったのか、魚なら何でもいいやと思えるようになり、
結婚式は魚分を補充できる千載一遇のチャンス!とばかりに、
他の人が食べない分まで積極的に食べるようになってしまいました。
しかし、状況が良くなったとは言え、やはり魚はここでは日常食ではないですし、
値段も割高で、何よりどれもこれも「魚」としてはあまりおいしくないものばかり。
日本料理店に行けば刺身などもあるのですが、
薄っぺらいマグロの赤身が5切れほどで30元、盛り合わせで150元と、
とても貧乏学生が手を出そうと思える値段ではありません。
輸入食品店で鮭の切り身が一切れ80元で売っているのを見たときは、
目ん玉飛び出るかと思いました。あんなもん誰が買うんでしょうねえ。
さて、そんなわけで魚日照りが続く今日この頃。
しかしそんな魚っ気のない日にピリオドを打つ日が来たのです。
ある日ふらっと輸入食品店に立ち寄ると、いつもはトマトや
果物のしか置いていない缶詰売り場に見かけないパッケージ。
見てみるとそこには燦然と輝く“日式照焼鯖魚”の文字が!
パッケージ
中身
味は特筆することもない普通の鯖の照り焼きでした。
お値段14元なりで少し割高ですが、これくらいなら我慢できます。
しかし同時に購入したこちら。
自分は好きなものを後から食べる方なのですが、
写真の日付が示すとおりこちらを後から食べました。
なぜなら!こちらは!“鰻”なのです!うなぎ!
それを見てこちらを後から食べることにした自分を誰が責められましょう。
パッケージ
中身
結果から言いますと、こっちは美味しくなかったです。
いくら鰻と言っても缶詰では味が落ちるのは当たり前。
その上中国人的“照り焼き”の“紅焼”が全く口に合いませんでした。
紅焼に限らず、中国的味付けって妙に香辛料を多く使うんですよね。
西洋料理のスパイスの類は口に合うんですが、中国のは
妙に口に残る上舌が痺れるのでホント美味しくない。
材料よりも味付けが大事だと、缶詰を通して料理の基本を再確認できました。