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2025年11月12日
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管理システム
2013年07月24日
気がつけば月末。今学期は期末試験をうまく乗り切ることができましたが、
まだまだ磐石とは言いがたく、そろそろ来学期に向けて準備し始めなければなりません。
とは言え、先学期の惨憺たる成績と比べれば格段に進歩が見え、
きちんと準備をして臨めば合格点くらいは取れるという自信がつきました。
何しろ先学期の成績はクラス内平均点順位で圧倒的最下位。
今学期最初のクラスHRで先生が順位表片手に成績が悪かった生徒に
駄目出しを行ったのですが、自分の成績が下から2番目の子と比べても
平均で(合計ではなく平均で!)20点以上悪かったことから完全に「みそっかす」扱い。
その子に対して先生が「あなたは成績が一番悪かったのだからもっと頑張りなさい」
なんて言ってるんですから、乾いた笑いしか出てきませんでした。
先生がこちらに配慮してそう言ってくれているのは分かるのですが、
やはり本科生として同じ土俵に立っている以上、この扱いは歓迎できるものではありません。
それだけに、今学期は全科目合格点(合格ラインは60点)以上を取り平均80点超え、
これならクラスの中で真ん中くらいには入ったはずで、少し溜飲が下がりました。
ただ、ひとつ懸念としてあるのが公開されたクラス内順位表の平均点、
これが実のところ正しく計算されていないようなんですね。
確かに先学期の自分の成績は悪かったですが、それでも受講した科目のうち
3分の2は合格点を取っています。それなのにブービーより
20点以上も平均点が低いというのはどう考えてもおかしいです。
ということは、やはりシステム的な問題が発生していると考えるのが自然でしょうね。
中国の大学全てに共通するのか、それとも大学ごとに違うのかは分かりませんが、
基本的に本科生は現地学生と同じ授業を受けます。しかし、必修科目のうち
いくつか留学生が受けなくていいものと、逆に留学生専用に用意された科目があります。
例を挙げると現地学生用の「漢語」の授業、日本語的には「国語」ですが、
これを受けなくていい代わりに留学生用の「漢語」の授業を受けなければなりません。
これは現地学生向けの授業では厳しいだろうという配慮でしょう。
あと基本的に思想や民族問題など、いわゆる“国”に関わる科目は免除されます。
1年次では、「マルクス思想主義理論」、「軍事理論」、「民族及び民族政策」、
「中国近代史」などですね。どの科目もなかなか興味を引かれるのですが、
留学生にはこれらに代わって「中国概論」と「内蒙古概論」の授業が科されるので、
残念ながら授業に参加することはできませんでした。
で、ここからが本題です。これらはそれぞれの学生が所属する学院が統轄しています。
自分の場合は蒙古学学院ですね。しかし、留学生用の授業については
留学生の一切を管理している国際教育学院の管轄となります。
そして、前出の平均点はどうも蒙古学学院管轄の科目のみで算出しているようなのです。
そうすると、自分の場合留学生用の授業は90点近く取っているのに反映されず、
受けていない3科目が0点扱いで加えられるという、何だか理不尽なことに。
この問題は大学のネット個人成績管理システムにも表れています。
うちの大学ではこのシステムに学生番号でログインして科目の選択や成績の閲覧などを
行うのですが、自分の成績欄を見ても国際教育学院管轄の科目は載っていません。
軍事理論やマルクス思想は載っており、点数欄には0点(試験不参加)と書いてあるので、
見るたびにドキッとします。当初自分はこういったことが起こるのは
蒙古学学院に所属する本科留学生がほとんどいないため、蒙古学学院が学内手続きについて
きちんと把握しておらず、国際教育学院と行き違いが発生するからだと思っていました。
例えば経済や司法関係の学部には毎年モンゴル国から大量に入学するので、
そういったことは起きないのではないかと思っていたのですが、実際は関係なかったようですね。
実際のところ、間違った点数が表示されていたとしても、
それが上辺だけで内部できちんと処理されていれば問題ありません。
・・・というのは建前で、成績についてはきちんとしてもらいたいというのが本音です。
やはり目に見える形で評価されるというのは学習意欲の向上にも繋がるものですし、
これで来学期のHRでまた最下位扱いされたらたまらないですからね。
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