忍者ブログ

[PR]

2025年11月12日
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

倉庫強制撤去

2013年05月05日

ある日学校から家に帰って来ると、倉庫の扉にこんな通知が貼ってありました。





要は古くなった背の低い建物は都市の美観のために良くないから撤去するぞという通知ですね。
しかしこれは、いくら何でもあまりに急なのではないでしょうか。
これが貼られたのは4月の終わりごろで、5月9日までに倉庫の中身を全て撤去しろということは
10日ほどしか時間がないということ。しかも期限までに撤去できなかった場合、
強制撤去する上かかった費用は請求されるとか。倉庫だけではなく、この住宅地の入り口にある
老舗の床屋さんも対象のようで、これからどうしようかと途方に暮れていました。

これが倉庫を所持している全ての家と交渉して納得された上でのことならいいのですが、
そんなことは全くなく、ほとんどの人にとっては寝耳に水の出来事のようです。
新しく倉庫が建てられるわけでも、倉庫が壊されることで持ち主に対して
幾ばくかのお金が支払われるということもないようですね。自分はあくまで家を借りているだけで、
家主ではないので、実は家主の方にはそういった連絡が行っているかもと思いましたが、
倉庫の中身の処理について家主に連絡したところ、そんなことは初耳だと大急ぎで
倉庫を見に来ましたから、本当に一方的かつ強制的なものなのでしょう。



道路の入り口には強制執行反対の横断幕が。




自分は倉庫は自転車を置くくらいでしか使ってなかったので、
まだダメージは少ない方ですが、やっぱり前よりは不便になりますね。
できれば倉庫建て直し、それがダメならせめて共用の自転車置き場を
作ってもらいたいですが、どうもこの通知を見る限りそれは望み薄のようです。




PR

水道代

2013年04月23日

忘れたころにやってくる水道代。

ということで、先日水道局の人が来て、水道代を徴収していきました。

水道代は三ヶ月に一回払うことになっており、
水道局の人が一軒一軒回ってメーターを見て徴収しています。

その日はホントは授業があって家にいないはずだったんですが、
急に授業がなくなり、そのタイミングで来たのでラッキーでした。
水道局の人が来たときに家にいない場合不在票が残され、
こちらから連絡して来てもらう日を決めたりしなければならないので、
余計な手間が増えなくて良かったです。

ちなみに水道代、三ヶ月で18元(300円弱)也。
他の電気やガス等と比べて破格の安さです。
電気代など一ヶ月で100元(1500円)近くいきますからね。

実はこの家に来た始めの1年半ほどは、水道代を払っていません。
ホントかどうかは知りませんが、この家の大家さんが
水道局勤務なので水道代が免除になっていたとか。

どうせなら電力会社勤務だったら良かったのに。


日本料理屋

2013年04月15日

フフホトに滞在している日本の方にお呼ばれして、
久しぶりに日本料理屋へ。寿司やすき焼きなどご馳走になりました。

最近経済発展が目覚しいフフホトですが、元々中国の中では遅れているほうで、
経済規模では下から二番目。マクドナルドやケンタッキーなどの
外国資本の進出も中国の中ではどうしても優先度が低く、
ケンタッキーがフフホトに入ってきたのは北京に一号店ができた10年後でした。

そんなところなので、なかなか日本料理を目にすることもなく。
ネットで、中国のどこどこの都市で日本人が和菓子屋始めました、
とっても安くておいしいです、なんて記事を見るたびに
安くなくていいからフフホトで店を出してくれ!と叫びながら
血の涙を流したものですが、それも今は昔のこと。
和菓子屋はいまだにありませんが、日本料理店はぽつぽつ見かけるようになりました。


しかし、元々自分が料理を趣味にしており、こちらで手に入らない調味料や
食材を日本から大量に持ち込んでいるので、店に行く理由がないんですね。
やっぱり外国の「日本料理屋」ですから、メニューはトンカツやてんぷら、
すき焼き、寿司、刺身、丼物と、大衆的なものばかりで、そうすると生魚類以外は
大抵のものは自分で作れるので、なかなか行く機会がありません。
それでなくとも日本にいた時から外食などしなかったのに、
通常の食事の10倍以上お金がかかる日本料理なんてもっての外です。
こちらに来たばかりの時フフホトで初めて日本料理屋を見かけ、
物珍しさも手伝って友人と連れ立って行きましたが、
ここ2年くらいは行こうかと考えることすらありませんでした。


そんなこんなで久しぶりに行った日本料理店。
店の内装や食器類、店員の格好など、和の雰囲気は出せているんですが、
いかんせん料理が出てくるまでが遅すぎる。作り慣れない料理を
雇った中国人に作らせているようなので仕方がないと言えば仕方がないですが、
高い値段と併せて考えると、このままだと物珍しいだけで終わりそうです。
例えばキムチなんかは少し大きなスーパーに行けばどこでも売っており、
市民の生活の中に入り込んでいるのが窺えるのですが、
和食は現状だと「ファッション」の域を出ないと思います。


ところで、すき焼きの煮汁に鷹の爪と中国の辛い料理にいつも入ってる
苦い香辛料が入っていたんですが、風味を損なうのでやめたほうが…。
でも入れないと中国人の口には合わないのかもしれませんね。

日本に行った中国人も麻婆豆腐を食べると、
こんなのマーボーじゃない!と思うでしょうし。




バスあなうんす

2013年04月07日

久しぶりにバスに乗ったら、次の停留所のアナウンスが流れるようになってました。
もしかしたら自分が知らなかっただけで、結構前からそうなっていたのかもしれませんが、
なにぶん自分はバスにほとんど乗らない(年に1回乗るかどうか)もので、知る機会がなかったのです。

それはともかく、それだけなら別にどうということもない普通のことですが、
このアナウンス、なんとモンゴル語のアナウンスがあり、しかも漢語より先だったのです。
つまり、モンゴル語のアナウンスが流れた後に漢語のアナウンスが流れるということですね。

ここがいくら内モンゴル自治区と言っても、結局のところ国としては中国に属するわけで、
モンゴル語も公用語であるとは言え、漢語の方を上位に置いた扱いしか見たことがなかったのですが、
それだけにこういう扱いはうれしいですね。漢民族が人口の八割を占めているので無理からぬこと
ではあるのですが、もうちょっと自治区としてモンゴルを前面に出してもいいと思いますので。


外国語

2013年04月02日

外国語表記というものはなかなか難しいものです。
日本のものにも和製英語なんて言われるものがありますし、
英語以外のものでもその国の人が見たら失笑してしまうようなものがあるのでしょう。

いや、あるのでしょうか?
その辺のチェックに関して日本は結構厳しそうなので、
ないと信じたいところですが、でもやっぱり探せばあるんでしょうね。

ただ、中には間違っているものがあっても、
おそらくそれは全体の中では少数派に分類されると思います。

それに対し、こちらで見る商品パッケージの日本語のなんと誤記の多いことか。
日本の製品を真似た、いわゆるパチモンと言われる商品は、
高級感を出すためか日本語が書かれていることが多いのですが、
表記が正しい(意味が通じる)ことは非常にまれで、10回に1回あるかどうか。
ひらがなの「さ」と「ち」の混同くらいならかわいいもので、
そもそも何が言いたかったのか日本語として成り立ってない場合が多いです。
このご時勢、日本語のチェックができる人間のひとりやふたり、
会社の中や、首脳陣の知り合いにいそうなものですが、どうなんでしょう。


と思ってたら、先日のモンゴル語規範化の授業で、
間違ったモンゴル語が使われている例として内モンゴル自治区内の
商店の看板などを撮った写真を先生が教材として見せていました。
内モンゴル自治区では店の看板に必ずモンゴル語を使わなければならない
(漢語表記の隣にモンゴル語表記を並べる形)ですが、中にはひどい間違いもありまして、
自治区内の公用語(少数民族自治区内では当該民族の言語も公用語扱い)ですらこうなんだから、
やっぱり外国語である日本語を間違えてもしかたないのかなと思い直しました。



いやでも、「じのう(事農)のやさい」とか、意味分かりませんよね。
地農のやさいなら、地元農家で取れた野菜と無理やり納得することもできるのですが。

自分が気付いてないだけで、英語の間違いも多いのかもしれませんね。
今度それとなくチェックしてみましょうか。